山田の環境を守る活動~一人一人が主役です~
山田幼稚園前の信号機の近くに、きれいに手入れされた花壇があります。季節ごとの花に彩られ、山田を通行する人たちの目を楽しませています。山田花の会の人たちが、津島会長さんを中心に、荒れ放題の草地をよみがえらせた場所です。山田の玄関口をきれいにしようという、会長さんの思いで成し遂げられたものです。
山田の活動の3本の柱は、「環境・互助・交流」です。これまでに、「交流」と「互助」について紹介しました。今回は「環境」を守る活動をお伝えします。
環境部会の活動① ~草刈り~
山田地域コミュニティ協議会の環境部会では、30名余りの草刈り班が、月1回草刈りをしています。
さざんか道と大正池公園の草刈り
今年度最初の草刈りは、5月5日(日)7:00~
さざんか道と大正池公園で行われました。23名という多くの人の参加で、1時間くらいで予定の作業を終えることができました。
草刈り作業が人をつなぐ
この日の様子は、参加した栗本新也さんが山陽新聞のちまた欄に投稿し、5月19日(日)の朝刊に掲載されました。一部を紹介します。
環境部会の活動② ~ごみ減量化~
環境部会では婦人会を中心に、ごみの減量化に取り組んでいます。資源ハウスに持ち込まれる資源ごみは相当な量に上り、年4回業者のトラックに積み込む作業を行います。このとき、山田幼稚園のPTAも協力してくれます。
山田分館主催 ごみ拾いボランティア活動
5月19日(日)9時から、17名の人が参加して、道路わきのごみ拾いをしました。山田分館に集まった後市之出と大正池に移動し、両方から作業を進めました。
当日はさほど暑くなく、作業がはかどり、1時間ほどで下の写真にあるように、たくさんのごみを回収することができました。初めての人や中学生の参加もあり、交流を深めました。
地域の清掃ボランティア① ~加茂神社の清掃~
加茂神社は約700年前に創建されました。この地で人々の暮らしを見守ってきた歴史ある神社です。毎月1日に、この加茂神社の清掃が行われています。30数年続くボランティア活動です。長らく和楽会(老人クラブ)が担当していましたが、今はお宮の役員を中心に地域の活動として、受け継がれています。4~9月は7時から、10~3月は8時から(1月はなし)行います。
上の写真は6月1日(土)の作業の様子です。この日の参加者は18名で、草刈り、草取り、落ち葉掃きなど、約1時間作業をしました。
地域の清掃ボランティア② ~ミニ公園の清掃~
山田分館に続く橋の手前右側にミニ公園があります。ここを和楽会(老人クラブ)で掃除しています。毎月15日が清掃日です。4~9月は朝7時から、10月は朝8時から作業します。(11月~3月はお休みです。)
5月15日(水)は中下組(大門・羽白・出口上・出口下)の担当でした。
山田の「環境を守る」
山田は、山と田んぼに囲まれた地域です。この地で「環境を守る」というのは、単に景観を守ることではありません。草刈りと川掃除は、まさに生活と命を守る作業です。高齢化が進む中、消防団などの若手の参加は将来への希望です。また、一人一人の地域愛に支えられた清掃ボランティアや花の会の花壇は、地域に美しい環境をもたらし、人々の心を幸せにしてくれます。
こうした美しい山田をめぐるウオーキング大会を2月16日に計画しています。詳細は随時お知らせします。お楽しみに。
〇山田地域コミュニティ協議会では、環境を守る取組みのほかにも様々な取り組みを行っています!
山田の「交流」の活動についてはこちらから
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