『自分の命は自分で守る』防災訓練
災害発生後は地域ぐるみ、ボランティア等の助け合いが必要ですが、災害発生時は、自分自身で身を守ることが何よりも優先して行わなければならない行動です。
そこで、令和6年1月27日(土)、総社市立秦小学校にて、秦地区自治会連合会と総社市危機管理室・市消防署他関連団体と協働で、地元住民120名参加で防災訓練を実施しました。
秦地区自主防災組織だけでの訓練とは違い、防災士資格を持ったプロの指導者により訓練を受けることができ、大変有意義な訓練ができました。
防災訓練で体験した、自分の身の守り方、被災者の救助の仕方、避難先でのプライベートルーム設営の仕方など、その内容について紹介します。
まず、参加者を4班に分け、1班30名とし、7項目の体験をローテーションしながら全員が全て自ら体験しました。
今回実施した訓練は、
①消火器の取扱い方法を現物を使い操作方法を習得
②煙幕の中から脱出の仕方
③重量物をテコを用いた除去の仕方
④毛布、衣類を用いた担架の作り方
⑤AEDの使い方
⑥心臓マッサージの仕方
⑦避難場所での設営の仕方(段ボールベッド、間仕切りテント)体験
訓練終了後、参加者には修了証が交付されました。
参加者全員が初体験で、自らが実際に体験することで大変勉強になったという感想が多くありました。見聞きするだけでなく、実際にやってみることにより良く理解することができました。
秦地区では、今後も、このような体験できる防災訓練を実施し、地域の防災力を高め、安全・安心な秦地区を目指していきます。