見出し画像

第10回“秦の郷”スタンプラリー開催

“秦の郷”スタンプラリーは、地域活性化の一環として平成27年にスタートして今年が第10回目となります。
秦地区の秦歴史遺産保存協議会が主体となって地域を盛り上げています。
“秦の郷”には多くの歴史遺産があり、これらの史跡を散策するコースとなっています。


スタンプラリーの概要

“秦の郷”

“秦の郷”には、3世紀末の古墳など60基の古墳群、飛鳥時代のお寺「秦原廃寺」や式内社2社を含む7つの神社など多くの歴史的遺産が3km四方に囲まれたエリアにあり、謎とロマンに溢れた遺跡を散策しながら秋の一日を満喫して頂きたいと企画しています。

スタンプラリーのコース

スタンプラリーのコースは3コース(①城山コース約5.6km 2時間②正木山コース約12.7km4時間③秦全コース約20.2km6.5時間)を設定しています。
コースは平坦地、山間部のアップダウンありで楽しみながら歩けます。スニーカ程度の山歩きスタイルで歩けます。
道路整備、草刈り、倒木除去などをしているので、子どもから大人まで歩きやすいコースになっています。

スタンプと景品

スタンプ6個以上集めると豪華景品も用意しています。
散策コース上に10箇所のスタンプ台を設置、各史跡には、QRコード付きの由緒板も設置してあり詳しく説明しています。
スタンプ6個以上集めるとご希望により、
①手ぬぐい②ローリエ③絵ハガキの中から1点差し上げます。
また、全10箇所集めると秦の特産品のぶどうを差し上げます。ただし、景品には限りがありますので先着順とさせて頂きます。 

スタンプラリー当日の流れ

開催期間 :令和 6 年 10 月 12 日(土)~ 10 月 14日(月)の3日間

1 受付

午前 8 時~午後16 時の間にサントピア岡山総社ロビー内に設けられた受付カウンターで申込みします。スタンプ台紙はお一人様1枚です。

2 コースを巡り

スタンプ台紙に○の中に現地史跡に置いてある番号のスタンプを押印します。6 個以上スタンプ番号に合わせて押印します。

3 史跡6箇所以上をめぐり押印した後

午後16 時 30 分までに、受付けた場所に提出し景品を受取ります。
※押印が複数日になる時は最後の日に提出します。

4 第 10 回秦の郷スタンプラリー 特別企画

総社市内にある下記企業様のご厚意により、お接待の品々を頂きましたので散策コースの途中でお渡しします。
お接待を頂きました企業は次のとおりです。
大黒天物産株式会社
株式会社紀文西日本
ヤマザキ製パン株式会社

スタンプラリーの魅力

歩きやすい散策コース

散策コースは 、道路整備、草刈り、倒木除等をしており、子どもから大人まで歩きやすいと思います。
子どもでも歩きやすいコースになっていますが、特に、小学校低学年は家族同伴で安全第一でお願いします。

コース案内看板

散策コースには、史跡案内の道案内看板を設置しています。
道に迷わないように多くの看板を設置しています。

一丁𡉕1号墳

一丁𡉕1号墳は、標高189mの見晴らしの良い尾根上にあります。後方墳部分 の頂上には由緒板及び補助説明版もあり、ここで押印します。
当古墳は4 世紀初頭の前方後方墳で墳長は約70 メートルあり備中及び備前で最大級です。
平成28年2月5日岡山県指定史跡に指定されています 。 

麻佐岐神社

麻佐岐神社は 、秦で一番高い山、標高381の正木山の山頂にあり、磐座をご神体とし拝殿のみの神社です。拝殿入口で押印します。
干ばつ 、災害、疫病発生の時、岡山藩主池田候が祈願の奉幣を行ったとされます。享保18年1773年岡山藩主池田継政の自筆の五穀成就祈願の守箱が現存します。

荒平山城跡

荒平山城跡で押印。当地は標高191 mにあり、天守閣を持たない戦時のみの山城で、築城は1429年~1440年に地元の豪族、川西三郎左衛門之秀によるものとされています。
荒平山城は備中兵乱により1575 年毛利方の小早川勢によって落城。

金子石塔古墳

金子石塔古墳は、楕円形の古墳で墳長南北26 m、東西20m、高さ 3 5 m。
築造時期は6世紀後半で、石室には、井原市で産出する貝殻石灰岩浪型石の家型石棺があります 。
石室からは、須恵器、土師器、耳環、玉類、馬具歩揺止金鋼製亀甲文板片、 鉄刀等が出土しており相当身分の高い人が葬られています 。
ここでも押印スタンプあります。

お接待

散策コースのスタンプ押印場の3か所でお接待を用意しています。

景品

スタンプ 6 個以上押印し見事景品をゲットした子供連れの親子。
秋の一日、親子で過ごしたスタンプラリーも景品ゲットで、親子の絆も一段と強くなった様です。おめでとうございます。

終わりに

地域活性化の一つとして“秦の郷”スタンプラリーを実施しています。10年前は当地を訪れる人は年間約300人程でしたが、スタンプラリー、秦ふれあい祭り、夏祭り(弓月フェスタ)などのイベントを実施することにより現在は10 倍の約3000人が秦に来られることにより非常に活気が出ています。

少子高齢化が進む現代、総社市秦は地元の歴史、文化を有効に活用し、
五大イベント
① 秦の郷スタンプラリー ② 弓月フェスタ③ 全世代ふれあい市 ④秦ふるさとふれあい祭り ⑤ 元旦祭 城山祭り
を行い地域の活性化を図っています。

イベントについては次の記事で紹介しています。

活性化を図るには地元住民が中心となり周辺地域の人との交流の輪が最も重要であり 、こうしたイベントの魅力を情報発信して参ります 。
特に、総社市秦地区は古代吉備の国と言われ、歴史的遺産が多く有り、謎とロマンにあふれています。 皆さんのお越しをお待ちしています!


※秦地区の話題を集めて紹介しています。こちらも合わせてお読みください!




最後までお読みいただきありがとうございました! 総社市公式インスタグラムでは #映えそうじゃ #discover_soja で総社の魅力を発信中です!